妊娠期間中はどんなものを食べればよいのですか?

妊娠期間だからといって、特別なものを食べる必要はありません。ただし、あなたがバランスの悪い食生活を送っているようなら、それは改善しなければなりません。

基本は陳腐な言葉ではありますが「バランスのよい食事」をすることです。

特に、タンパク質や鉄分は意識的に多めに摂ってください。鉄欠乏性貧血を予防します。カルシウム・マグネシウムは、胎児の骨や歯の成長に不可欠です。また、妊娠期間中の便秘を軽減するためにも、食物繊維・乳酸菌もぜひ摂ってください。

もちろんあなたの食べたものの栄養が一部胎児に送られていくわけですから、その分のカロリーは余分に摂取する必要があります。厚生労働省の指針では、妊娠初期(16週未満)は50kcal、中期(16~28週未満)は250kcal、末期(28週以降)は500kcalを付加すべき量として示しています。

妊娠期間中はどんなものを食べればよいのですか?